うちのリビングの床は杉の無垢材のフローリングです.厚さは39ミリもあります.これだけ厚いと断熱も吸湿も期待できそうなので選びました.
実は,この選択は失敗した~!と,思っていたのです.地元の材料なのですが,あまり乾燥していない板を張ったせいで「さね」(ジョイントの部分)がみるみる開いてきたことがまず一つ.そしてあまりに柔らかいのですぐに傷がつくこと.摩擦で表面がボソッとした感じになってきたことなど.普段は広葉樹で家具を作ることが多いので,針葉樹との違いを改めて認識しました.
でも,子供が最近動き回るようになってきたら,杉でよかったと思い直しています.頭を「ごん」とぶつけても,床が柔らかいから大丈夫.子供を裸足で転がしていても,ひんやりしていないから安心.よだれを垂らしてもすぐ拭ける.など,いいこと尽くめです.キルティングを敷いたりもしましたが,ハイハイするのには足が滑って具合が悪いようです.
今では,キズだらけでもそれがいい味だよね,と,思っています.
それにしても,この写真,うちの子おしり大きいなあ.