この道具、フロー(floe)という名前です。
日本にはほとんどなくって、飛騨地方にマンリキという名前で同じものがあるくらい。
フローは木を割るときに使います。
丸太の切り口にこのフローの刃を当てて、
柄を手で支えておいて、木づちでエイッと割る。
「ここで割りたい」ところできちんと割れる、
それに柄をひねれば、途中からでもぱかんと割れる
グリーンウッドワークの必須道具です。
私は海外のフローを2本持っていましたが、
このたび、自作したものをいただきました。
それも、木工体験で私が使っていたのを
通りがかりに見て、それだけを手掛かりに
作ってきてくださったのです。
すごーい!!!
2本頂いたので、
1本はグリーンウッドワーク協会で使ってもらうことにしました。